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山野 直樹*; 小山 謹二; 南 多善*
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(12), p.919 - 922, 1979/00
被引用回数:8放射線の非等方透過問題にS輸送計算法を適用した場合、角度線束が負値となる場合がある。その原因の二つは、有限Legendre展開法による角度依存断面積及びS輸送計算の散乱線源のFitting errorである。これらの原因を除去するために、Legendre展開法を用いない新しいアルゴリズムによる一次元S輸送計算コードDIACを開発した。本研究は有限Legendre展開法によって生じる誤差を定量的に評価し、DIACに用いた新しい手法の適用性評価を目的としている。種々の計算結果より、本研究で用いた手法は非等方場における角度線束を正しく評価し、有限Legendre展開法によって生じる角度線束の振動及び負値を除去する事が示された。強い非等方線源あるいは、ストリーミングを持った体系の解析に、本研究で用いた手法は正しい角度線束を与える有効な方法である。